一味亭では、生きた状態の鰻の首を打って、裂きます。 実は、これは経験のある職人にしかできない裂き方です。
経験のない職人は、弱らせてから裂いたり、冷やして仮死状態にしてから裂きます。 しかしこれでは、細胞が死んでしまうので美味しさがでません。 本当に、不思議なぐらい味が違ってきます。
美味しい鰻に仕上げるには、首打ちのときに鰻を痛がらせないのが重要です。なぜなら、痛がると脂が片寄り、まるまるため、新鮮な状態で裂くことができないからです。
一味亭では、経験を積んだ鰻職人が、鰻を生きた状態でみごとに裂くので、細胞を死なせません。
ですから、蒸すときに細胞が縮み、うまみが逃げず、濃厚でコクのある焼き上がりにすることができるのです。 |